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これは本当に正しい買取査定なのか

先日、とある方とお話しをしていた際に、こんな話を聞きました。

「不動産買取で、あまり聞かないシステムを導入している会社があるみたいだけど知ってる?」

「知らないです、なんですか?」

「キャッシュバック買取」

「・・・キャッシュバック買取!?」ものすごく良いものに聞こえますが・・・

買取再販業者のシステムをおさらいします。

買取額+諸経費+工事費+販売経費=原価となり、再販売価格-原価=利益となります。

業者としては、当然安く仕入れた方が良いに決まっているのですが、それでは他社競合に勝てません。しかし買取額を上げると

万が一、再販売に時間を要したり、値引きなどをした場合に利益が圧迫することを懸念し、査定よりも低めに価格を掲示する業者があるのも事実です。

一般的に買取額は市場価格の70%程度と言われていますので(実際はそんなことないですが)今回はその仮定でご説明します。

※市場価格が1000万円の不動産の場合

買取額700万円+諸経費100万円+工事費200万円+販売経費100万円=原価1100万円

再販売価格1300万円-原価1100万円=利益200万円

買取業者の中で一旦は、上記の式が出来上がりますが、こう考えます。

(んー、ちょっとギリギリだから600万円で購入できないかな・・・)

そこで、「キャッシュバック買取」の登場です。今回の例から簡単に言うと、買取業者が売主様に

「弊社はこの物件で、200万円の利益が欲しいです、でもギリギリで購入すると何かあった時に困っちゃうので、本当は700万円の査定ですが、600万円で購入させて下さい!結果論で、200万円以上の利益が出たら、その差額はお返ししますから!」

 

これが「キャッシュバック買取」らしいです。

いかがでしょう?何の説明もなく、600万円掲示されるよりは良き気もしますが、多分これ、仮に1500万円で売れても300万円の返金はないですからね。当初予定の100万円返金で終了だと思います。

同業視点だと、ただただ買取業者のリスクヘッジのみを考えた買取方法と思います。

 

そんなことするくらいなら、最初から「確かな再販力」のある、当社に700万円でお任せ頂ければ、お互い気持ちよくスムーズに取引きが出来るのになぁ・・・

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